トップ » 変わりゆく葬儀とその理由

葬儀はどんな点が変わったか

葬儀は参列者が減っている。家族のみで済ますことも増えて、火葬しかしないことも珍しいことではないとか。日数も短くなっている。通夜・葬式・告別式という区切りは曖昧なものになりつつある。初七日を当日に行うのは常識となった。形式にとらわれなくなっている。ホテルで開催して宗教者を呼ばず、献花で弔うといったスタイルが確立しているらしい。予算が減っている。これは以上のことから明らかだ。これら葬儀の変化は、私にとっては納得のいくことばかりだ。しかしこんなのはけしからんというか、不安になるという気持ちもわかる気がする。

このまま変化していいのか

葬儀の規模縮小は当たり前だ。親戚は高齢者ばかりだし、子どもはいないし、一族郎党で集まる機会もない。そりゃあ10年も会っていない親族を招待するのは気が引けるというものだ。家族だけで済ませたい気持ちもわかる。日数が減るのも当然。毎夜のごとくサービス残業を繰り返す企業戦士たちに余裕はない。サラリーマンが皆そんな生活をしていると言うつもりもないけどさ。宗教に頼る必要を感じないのも私の実感としてわかる。しかし…私は若造なのでなんとも説明しにくいが、こんな葬儀でいいのだろうか、という懸念のようなものが離れない。